PHASE2 LOG

主にIT関連・ゲームのログ

Javaのお勉強~ラッパークラス~

      2016/03/16

ラッパーって聞くたびに「チェケラッチョ?」なんて思ったり(笑)

ラッパーはそっちじゃなくて「wrap」、日本語では包むことを意味します。

じゃあラッパークラスって何なの?っていうのをお勉強していきます。

 

ラッパークラスとは

 

Javaでは基本データ型(int,char,booleanなど)に対応したクラスが設けられています。

基本データ型はオブジェクトではないため、メソッドを持っていません。

 

そのため、この基本データ型の値を包んでフィールドとして持ち、

オブジェクトとして扱えるようにするクラスラッパークラスです。

 

各基本データ型に対するラッパークラスは以下の通りです。

基本データ型 ラッパークラス
byte Byte
short Short
int Integer
long Long
float Float
double Double
char Character
boolean Boolean

 

数値型のラッパークラス

 

数値型であるByte,Short,Integer,Long,Float,Doubleには以下のメソッドが用意されています。

このメソッドを利用すると、他の型に変換した値を求めることができます。

byteValue() shortValue() intValue() longValue() floatValue() doubleValue()

 

オブジェクトの比較(equals)

 

ラッパークラスのオブジェクト同士を比較するにはequals()メソッドを使用します。

もし、オブジェクト同士の型と値が等しければtrueを、等しくなければfalseを返します。

 

文字列の変換

 

整数型のラッパークラスであるByte,Short,Integer,Longには、文字列を整数型に変換する

メソッドが用意されています。

 

クラス メソッド 文字列を変換
Byte parseByte() byte型へ
Short parseShort() short型へ
Long parseLong() long型へ
Integer parseInt() int型へ

 

まとめ

 

上記の「数値型の変換」「オブジェクトの比較」「文字列を変換」を実際にやってみましょう。

public class WrapperClass {
	public static void main(String[] args){
		//Integerラッパークラスのオブジェクトを生成
		Integer No1 = new Integer(10);
		//No1の値をInt型→double型へ変換
		double No2 = No1.doubleValue();
		
		//数値の範囲が広いdouble型で「20.0」が出力
		System.out.println(No1 + No2);
		
		//No1オブジェクトとNo2オブジェクトの型と値は等しいか?
		boolean eq = No1.equals(No2);
		System.out.println(eq);	//型が異なるのでfalse
		
		
		String str = "10";
		//文字列をint型に変換
		int rev = Integer.parseInt(str);
		System.out.println(rev + No1);	//int型どうしの計算で「20」を出力
		
	}
}

 

①Integerラッパークラスから生成したNo1オブジェクトは、数値型を他の数値型へ変換するメソッドを持っていますね。

上記ではそのうちの1つであるdoubleValue()メソッドを使って、int型の「10」をdouble型の「10.0」に変換しています。

 

②では、int型のNo1をdouble型に変換した値を入れたNo2オブジェクトと、

元々のNo1オブジェクトは等しいのかどうかequals()メソッドで確認してみましょう。

 

値は数字的にはどちらも「10」ですが、型が違うので等しいといえません。

なので、eqオブジェクトには「false」が返されます。

 

③文字列となっている「”10″」を整数型に変換してみましょう。

上記ではIntegerラッパークラスに用意されているparseInt()メソッドを利用して、

文字列である10をint型へ変換しています。

 

このプログラムを実行すると以下の結果が出力されます。

20.0

false

20

ラッパークラスを使うと変換が簡単にできるようですね~

型の変換っていうのはけっこう使う頻度も高そうなのでしっかり覚えておきたいものです。

 

人気ブログランキング

 -